【音楽紹介】吉弘千鶴子【90'sアシッドジャズ】
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今日は キーボードプレイヤー 吉弘千鶴子さんの アルバム「コンシャス・マインド」(1993年)からご紹介します。
このアルバム約20年近く経ちますが 結構好きでたまに聴いておりまして
結構いいアルバムだと思うんですが、これにふれている情報もあまりなく、
ながらくyoutubeにもなかったんですが、昨日突然さがしてみたら、ありましたんでうれしくて発作的に紹介してしまいます。
吉弘千鶴子さんについてはまったく詳しくなく(汗) オット・トリオやJIMSAKUのサポートやその後のアメリカでのゴスペルミュージック活動が評価されているらしい。
詳しくはこちら
http://www.jazzpage.net/yoshihiro/
さて、このアルバムはインスト中心で、UKにて 当時UKのアシッドジャズ関係のミュージシャンのサポートで録音されていまして、その中でもインコグニートのベーシスト ランディ・ホープ・テイラーのベースプレイに耳が奪われてしまいます。
彼はジェフベックグループにも参加したりしてましたが、このようなジャズファンクものの方が断然いいと思います。かなり好きなベーシストです。
このアルバム、音のバランスも好みで、ミックスの際のリファレンスにしたりしてます。
オリジナルとカバーが入り混じった構成となっているんですが
カバーがすばらしいと思ったので、今日はそんな中から2曲紹介します。
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【Chizuko Yoshihiro - Skyscrapers 】(1993)
これEumir Deodatoのめちゃ好きな曲をカバーしてます。
埋め込み禁止で貼り付けできなかったのでこちら↓から直接どうぞ!
http://youtu.be/R6Lm2aGnAzc
吉弘さんの Hammond C-3、Rhodes、それにインコグニートのブラス隊がきまってます。
そしてやっぱりランディ・ホープ・テイラーのベースがいいです。
参考 デオダート本人バージョン
1973年『 Deodato 2』
http://www.youtube.com/watch?v=LaWquS8gZrM
こちらがほんとのオリジナルと言われておりますブラジル録音の『Os Catedraticos 73』
http://www.youtube.com/watch?v=Hzm8ua_ts08
あとカバーではこちらもいい感じです。
JTQバージョン(よくブログにおじゃましてますGINOさんが上げてらっしゃいます貴重な音源)
http://www.youtube.com/watch?v=XTsiHjSOrsc
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【Chizuko Yoshihiro - Tell Me A Bedtime Story】(1993)
いわずと知れたハービハンコックの曲。
以前紹介しました鷺巣詩郎さん曰く リフ作りの天才が書いた、この“Tell Me A Bedtime Story”は「同一メロディーを、和音進行によって異なるメロディに聴こえさせる」魔法が詰まった名曲だ。と
参考(http://www.ongen.net/recommend/sagisu_shiro/20070307/index.php)
音楽的理論のことはまったく分からないんですが(汗)とても好きな曲です。
数あるこの曲のカバーですが吉弘さんのバージョン好きです。
そしてここでもランディ・ホープ・テイラーのベースが引っ張ってます。
しっとりとしてアレンジなんだけど、グルーブがすごいです。
その他にもこんなカバーがいいですね。
(クインシー・ジョーンズのバージョンはハービー本人も参加してるのでおいときまして)
ノーマンコナーズ バージョン
ドラム、ベースが打ち込みなのが残念だけど
それを打ち消すぐらい、アレンジとEve Cornelious のボーカルがいいです。
Norman Connors - Tell Me A Bed Time Storyhttp://www.youtube.com/watch?v=bTDgi3qipuk
笠井紀美子バージョン(これハービー本人参加してますが)http://www.youtube.com/watch?v=YMzYhndlXqQ
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